飲食店のキャッシュレス決済の選び方|手数料・入金・端末で比較

店舗運営

「うちもキャッシュレス、入れた方がいいのかな」——そう考えている個人飲食店の方へ。今やキャッシュレス決済比率は4割を超え、「カード使えますか?」と聞かれて断ると、その一言でお客様を逃すこともあります。

和食店主が店のカウンターでタブレットとカードリーダーでお客様の会計をしている様子

この記事では、地方で家族経営の店をやり、出張・ケータリングでも決済を使っている私が、飲食店のキャッシュレス決済の選び方を、手数料・入金・端末の観点で整理します。

※手数料や入金条件、キャンペーンは変動します。最新は各サービスの公式でご確認ください。

キャッシュレス決済の種類

飲食店で受けることになる決済は、大きく4種類です。

  • クレジットカード……Visa・Mastercard・JCB・Amex など
  • QRコード決済……PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ など
  • 電子マネー……iD・QUICPay など
  • 交通系IC……Suica・PASMO など

お客様によって使う決済はバラバラ。1台でまとめて受けられるサービスを選ぶのが、個人店には現実的です。

キャッシュレス決済の選び方5つのポイントの図解

選び方の5つのポイント

  1. 決済手数料……1回ごとに引かれる率。数%でも積み重なると効く。対象ブランドで率が変わることも
  2. 入金サイクル……売上がいつ振り込まれるか。資金繰りに直結。振込手数料の有無も確認
  3. 対応している決済……自分の店の客層が使う決済をカバーしているか
  4. 端末・初期費用……カードリーダー代、0円キャンペーンの有無、必要な機器(iPad/iPhoneなど)
  5. 持ち運べるか……出張・ケータリングをやるなら、据置型でなくモバイル型が必須

主要サービスをざっくり比較

個人飲食店でよく使われる決済サービスを、ざっくり並べるとこんな感じです(料率・条件は変動するので最新は各公式で確認を)。

サービス特徴
Airペイカード・QR・電子マネー・交通系を1台で。iPad/iPhone対応。持ち運びやすい
SquareiOS/Android両対応。カードリーダーが安め
STORES決済プランにより料率が変わる
楽天ペイ楽天系との相性。中小向け優遇プランあり

※手数料の数字だけで選ぶと、月額固定費がかかったり、契約後に営業電話が増えたりすることも。トータルの使い勝手で選ぶのがおすすめです。

個人店・出張なら「1台で持ち運べる」が正解

私は店舗用と出張・ケータリング用の決済を、1つのアカウントでまとめて管理しています。タブレットと小さなカードリーダーだけ持っていけば、出張先でもカード・QRで会計できる。手数料が最安のサービスでも、持ち運びや対応決済が不便だと結局使わなくなる。「トータルでラクか」で選ぶのが、長く使うコツです。

私が実際に使っているAirペイの手数料・入金サイクル・メリットとデメリットは、別記事で実額を公開しています。→ Airペイの手数料を現役店主が実額公開

導入の注意点

  • サービスによって対応端末が違う(iOSのみ等)。手元の端末を確認
  • QR決済の入金は、カードより遅いことがある
  • 通信環境が不安定だと決済エラーの原因に。出張時はテザリングなどで通信を確保

どれがベストかは、正直まだ私も手探りな部分があります。新しいサービスもどんどん出てくるので。これはあくまで、今のうちのやり方。導入を考えるときの、ひとつの参考にしてもらえたらと思います。

決済を整えたら、次は数字の管理。原価や利益を把握すると経営が安定します。

👉 飲食店の原価率リアル

まとめ

キャッシュレスは、もはや「入れるか」ではなく「どれを入れるか」の時代。手数料・入金・対応決済・端末・持ち運びの5点で、自分の店に合うものを選びましょう。数%の手数料を惜しんで取りこぼすより、お客様を逃さない方が、結局はプラスです。

👉 あわせて読みたい:Airペイの手数料を実額公開個人飲食店の集客出張料理人の始め方

筆者プロフィール

ある地方都市で小さな個人飲食店を営む店主。開業から10年以上、家族経営のスタイルで営業を続けています。数字が得意なわけでも、敏腕経営者でもない。運とある程度の経験で、なんとかここまでやってきた感じです。このブログでは、そんな私が独断と偏見で、飾らずに正直に話します。成功法則より、現場のリアルを。

……と、偉そうに書いてしまいましたが、私自身もこうして記事を書きながら、あらためて勉強している身です。一緒に学んでいけたら嬉しいです。

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