freee と マネーフォワード、飲食店の確定申告ならどっち?現役店主が比較

経営・お金

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

「確定申告、会計ソフトを入れた方がいいのかな。freeeとマネーフォワード、どっちがいいんだろう?」

個人で飲食店をやっていると、確定申告の時期が近づくたびにこの悩みが出てきますよね。実は私も、最初は会計ソフトを買って自分でやろうとしました。でも、銀行のお金をどの科目に入れたらいいのか、いろんな仕訳がさっぱり分からず、早々につまずいてしまいました。今は税理士さんにお任せしていますが、その過程でいろいろ調べたり考えたりしてきたので、その経験を正直にお話しします。

この記事では、飲食店オーナーの目線でfreeeとマネーフォワードの違いを整理しつつ、「そもそも自分でやるべきか、税理士に任せるべきか」という、もう一歩手前の話も正直にお伝えします。

※料金は税抜・2026年6月時点で各社公式を確認したものです。改定されることがあるので、最終的な金額は公式ページで確認してくださいね。

レシートの山と会計ソフトの画面を前に確定申告に悩む店主のイラスト

結論|飲食店の個人オーナーならどう選ぶ?

先に、私なりの結論をお伝えします。あくまで「自分が今から選ぶなら」という目線です。

  • 簿記の知識があり、会計ソフトを使いこなせそう……freee か マネーフォワードでOK
  • とにかく操作を簡単にしたい・数字が苦手……freee(◯×の質問形式で進められる)
  • 料金をできるだけ抑えたい……マネーフォワード(最安プランが安め)
  • 正直、数字がかなり苦手……無理せず税理士に頼るのも立派な選択

最後の項目は、会計ソフトの記事なのに変かもしれません。でも、ここが一番大事だと思っているので、後でしっかりお話しします。

freee と マネーフォワードの料金を比較【2026年6月時点】

まずは個人事業主向けプランの料金です(税抜・年払いの場合)。

プランfreee会計マネーフォワード
最安プランスターター 年11,760円
(※白色申告のみ)
パーソナルミニ 年10,800円
標準プラン
(青色65万円控除・消費税対応)
スタンダード 年23,760円パーソナル 年15,360円
上位プラン
(手厚いサポート)
プレミアム 年39,800円パーソナルプラス 年35,760円
操作のしやすさ◎(◯×の質問形式)○(やや簿記寄り)
銀行・カード連携◎(連携数は最多級)
会計のやり方とお金・時間の関係を示す図解(手作業・会計ソフト・税理士の比較)

ざっくり言うと、料金で選ぶならマネーフォワード、操作の分かりやすさで選ぶならfreee、という印象です。とくに青色申告の65万円控除を受けたいなら、freeeはスタンダード以上、マネーフォワードはパーソナル以上が必要になる点に注意してください。

飲食店の会計は、ここが少し特殊です

会計ソフトの比較記事はたくさんありますが、飲食店ならではの事情に触れたものは意外と少ないので、ここは正直に書いておきます。

飲食店は現金のお客さんがまだ多い業種です。会計ソフトは銀行やカードの動きは自動で取り込めますが、現金売上は結局その日に自分で記録する必要があります。ここをためてしまうと、月末に「帳簿の残高と実際のレジのお金が合わない」という、一番やっかいな状態になります。どちらのソフトを使うにしても、毎日のレジ締めと記帳をセットにする習慣が大事です。

もう一つは食材の仕入れで領収書が大量に出ること。freeeはアプリでレシートを撮影すると、その場で仕訳まで進んで紙を捨てられる(電子帳簿保存法対応)ので、レシートが多い飲食店とは相性がいいと感じます。マネーフォワードは別アプリ経由になる場面があるので、このあたりは事前に確認しておくといいです。

freeeが向いている人

freeeの一番の特徴は、簿記の知識がなくても、◯×形式の質問に答えていけば申告書ができるところです。「事業のお金ですか?」「これは経費ですか?」といった問いに答える感覚で進められるので、はじめて確定申告をする人や、数字に苦手意識がある人には入りやすいと思います。

スマホアプリの完結度も高く、レシート撮影から申告まで通しでできるのも、机に向かう時間がない飲食店オーナーには合っています。

マネーフォワードが向いている人

マネーフォワードは、料金が抑えめで、銀行やカードの連携数が多いのが強みです。複数の口座やカードを使い分けている人ほど、自動で明細が集まってくる便利さを感じやすいと思います。

ただ、画面に簿記の用語がそれなりに出てくるので、まったくの初心者よりは「少し会計をかじったことがある」「将来きちんと帳簿をつけたい」という人向きかなという印象です。

でも、数字が苦手なら「税理士」も立派な選択です

ここまで2つのソフトを比べてきましたが、私が一番正直に伝えたいのはここです。

会計ソフトは、入力を助けてはくれます。でも、その申告が「合っているかどうか」までは保証してくれません。ソフトの通りに入れても、勘定科目の選び方や経費の線引きが間違っていれば、結果も間違ってしまう。そして、間違いに自分では気づけないのが一番こわいところです。

だからこそ、私はずっと税理士さんにお願いしてきました。誰かにちゃんと見てもらわないと、合っているか分からない——これは数字が苦手な人間ほど、強く感じる部分だと思います。これからAIがもっと発展すれば、ソフトだけで安心して完結できる時代が来るかもしれません。でも今のところは、「自信がなければプロに見てもらう」が、私のおすすめです。

私自身の話をすると、最初に会計ソフトを買ったとき、銀行のお金をどこに入れればいいのか、この支払いはどの仕訳になるのか——そういう基本のところでつまずいて、結局は税理士さんにお任せすることにしました。

ただ、あとから「こういう手もあったな」と思ったのが、最初だけ税理士さんに日々の打ち込みのやり方を教わって、慣れてきたら自分でソフトに入力していくというやり方です。完全に分かってくれば、そのままfreeeやマネーフォワードで自分でやってもいい。私はそこまでやらず、結局お任せのままですが、これは「自分の時間をどこに使いたいか」次第だと思います。料理や接客に集中したいなら経理は任せてしまうのも立派な経営判断ですし、コストを抑えたいなら教わりながら自分でやるのも良い方法です。

ここで一番考えてほしいのが、「時間」のことです。飲食店は、仕込みや営業、片付けだけで一日があっという間に終わります。ただでさえ時間がない中で、慣れない仕訳に頭を悩ませる時間をどれだけ取れるか——これは料金以上に大きな問題です。月に数千円のソフト代をケチって、自分の時間と神経を何時間も使うのが本当に得なのか。逆に、税理士費用はかかっても、その時間を仕込みや新メニュー、休息に回せるなら、そっちのほうが店のためになることもあります。「お金」だけでなく「時間」も天秤にかけて考えてみてください。

そもそも前提として、会計ソフトも使わず、税理士にも頼まず、手書きやエクセルで全部自分でやるのが、一番「時間」がかかります。仕訳のルールを一から調べながら、領収書を一枚ずつ計算して……というのは、本業の合間にやるには相当な負担です。freeeやマネーフォワードといった会計ソフトは、まさにこの手間を減らすための道具で、銀行やカードの明細を自動で取り込んで、仕訳もある程度まで自動でやってくれます。「自分でやるなら、せめてソフトの力は借りた方がいい」というのが、正直なところだと思います。

面白いのは、この2つがちょうど逆になることです。自分でソフトを使えば「お金」は一番安く済みますが、「時間」は一番かかります。逆に税理士に任せれば「お金」は一番かかりますが、「時間」はほとんど取られません。どちらを節約したいかは、店の忙しさやその人の性格によって本当に変わります。私のように「仕込みの時間すら足りない」という人は、お金を払ってでも時間を買う、という考え方もアリだと思います。

「自分で会計ソフトを使いこなす自信がないな」と感じたら、まずは税理士に相談してみるのも手です。無料で探せる窓口を知っておくと安心ですよ。

👉 税理士を無料で探す(税理士ドットコム)

無料お試しで、自分の現金取引を入れてみる

freeeもマネーフォワードも無料のお試し期間があります。比較記事を読むより、実際に自分の店の1日分の売上や仕入れを入れてみるのが一番分かりやすいです。とくに現金売上の入力が「面倒すぎないか」を、自分の手で確かめてみてください。続けられそうかどうかは、人によって本当に違います。

まとめ|ソフトも税理士も「続けられる形」で

freeeは操作のわかりやすさ、マネーフォワードは料金と連携の強さ。どちらも良いソフトです。簿記の知識があったり、使いこなせる自信があるなら、ソフトで自分でやるのは十分アリだと思います。

ただ、数字が苦手なら、無理にソフトと格闘するより、税理士さんに見てもらう方が結局ラクで安心なこともあります。大事なのは「自分が毎年ちゃんと続けられて、間違いに気づける形」を選ぶことです。

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筆者プロフィール

ある地方都市で小さな個人飲食店を営む店主。開業から10年以上、家族経営のスタイルで営業を続けています。このブログでは、教科書には載っていない現場のリアルを、飾らず正直に発信しています。

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……と、偉そうに書いてしまいましたが、私自身もこうして記事を書きながら、あらためて勉強している身です。一緒に学んでいけたら嬉しいです。

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