個人店の値段設定|安くしすぎた時に起きること

経営・お金

開業当初、値段を少し安くしました。

一人でも多く来てほしいという気持ちから。家賃も人件費もかからない分、その分を価格に反映させようと思いました。でも今振り返ると、少し安すぎたかもしれません。

ただ、その価格設定があったから今がある、とも思っています。正解だったのかどうか、正直まだわからないです。


他店と比べて気づいた

自分の値段設定が安すぎたと気づいたのは、他のお店の価格と品質を知った時でした。

他店のこの品質でこの値段か、と思いました。人件費や家賃がかかっている分そうなるのかとも思いましたが、自分のお店はもう少し取っていいのかもしれないと感じました。

比べるまで気づかないものです。自分の中だけで値段を決めていると、相場からズレていても気づきにくい。


値上げはお客さんが受け入れてくれた

値段を上げた時、お客さんの反応を心配していました。

でも意外とすんなり受け入れてくれました。「うちが安いのはわかってたから、しょうがないね」という感じで。お客さんも薄々気づいていたんですよね。

値上げを怖いと思っていたけど、ちゃんとした理由があれば伝わる。そのことを実感しました。


値段は「自分がどうありたいか」で決まる

値段設定で一番大事なのは、自分がどうありたいかを決めることだと思っています。

値付けによって高級店かどうかが決まり、来てくれるお客さんの層も変わります。自分は高級店で修行しましたが、接待が多く気疲れすることもありました。それもあって、今の形態にしました。

質は落としていません。でも高級店ではない。その分、儲けは少ないかもしれない。でも楽しくやれています。

値段は単なる数字じゃなくて、どんなお店でいたいかの表明だと思っています。


値段を下げるのは簡単、上げるのは勇気がいる

値段を下げることは誰でもできます。でも上げるのは思っている以上に勇気がいります。

だからこそ、最初の値段設定が大事です。安くしすぎると、後から修正するのが難しくなる。来てほしいという気持ちはわかります。でも安さだけで来るお客さんが増えても、長続きしないこともあります。

自分がどうありたいかを決めてから、値段を決める。その順番が大事だと思っています。

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